jQueryではなくExt JSを使うべきとき
WebにおけるJavascriptフレームワーク論争は終結した、そんな風に思っていた時期が私にもありました。黙ってjQueryを使っていればよいと。GitHubとかrailsコミュニティの様子を見ていると、そんな印象を受けます。Railsも3でprototypeを捨ててjQueryに移行したところですし。
でも、Ext JSを知らない私は未熟者でした。とりあえず公式サンプルのスクリーンショットを見てください。これ、ブラウザ内で動くサンプルアプリですよ?
http://dev.sencha.com/deploy/ext-4.1.0-gpl/examples/feed-viewer/feed-viewer.html
http://dev.sencha.com/deploy/ext-4.1.0-gpl/examples/desktop/desktop.html
それに引き替えjQueryのサンプルは「アプリ」ではありません。
http://jqueryui.com/demos/accordion/
この公式サンプルの差が2つの差を表しているとは思いますが、蛇足をすこし。
- デザイン、グリッド、グラフ、その他諸々全部込み。つまり、jQueryで悩まされるプラグイン探し、互換性の確認、サポートの有無やプラグインのバグ、といったことから無縁。あと、デザインはjQuery UIのようにウィジェットだけじゃなくて、画面レイアウトも含めて全部込み。Ext JSだけでデスクトップみたいなユーザー体験が。
- ちゃんとMVC。大規模アプリケーションでも、コーディングもメンテもテストもしやすい。
- jQueryほどではないものの、コミュニティが大きい。企業のサポートもある。
- javaやc#などと似ているので、JSに詳しくない人が入りやすい。
- 業務のプログラミングをプロフェッショナルにやる感じがする。
jQueryと比べたときの欠点