Coding for Fun

ruby on railsを中心としたウェブ技術つれづれ日記

Ruby on RailsからJavaへの引っ越しはやっぱり大変

先日の記事(デスクトップアプリ開発してみる)の続きです。とりあえずJava/GroovyのGriffonっていうフレームワークを使ってみることにしました。



インストールそのものはオフィシャルサイトに従って行ったら簡単でした。
環境変数の設定の仕方とか忘れててちょっと手間取りましたが。
http://griffon.codehaus.org/Installing+Griffon

Hello world!までは順調に進んだので、続いて開発環境を整えようとしたら、これがまた泣きそうに大変でした。

Eclipse

JavaといえばEclipseでしょう!とりあえずダウンロードしてインストールしてみたけど、よくわからない。ワークスペースとプロジェクトって何?さっき作ったHello world!アプリのフォルダを追加しようとしても、「ワークスペースがありません」「プロジェクトがありません」「プロジェクトのフォルダ構造が不正です」とか言われるし・・・。
悪戦苦闘の後、なんとかフォルダは作成できましたが、コンパイルができません。そもそもGriffonのプラグインってどうやっていれるの?環境変数の設定?どこで?
エラーメッセージをGoogle先生で調べてみても意味が分からない。あきらめました。

Netbeans

やっぱりJavaの本家本元Oracleが作ってるNetbeansだよね!とりあえず最低構成のものをダウンロードしてインストールしてみたけど、これもよくわからない。どうやってもGriffonのプラグインが入ってくれません。フルセットでダウンロードしてインストールし直してもだめ。バージョンが新しすぎるのかと思って、7.2.1の代わりに7.2.0を使ってみてもだめ。Griffonプラグインで、サポート掲示板にある最新のビルドを使ってみてもだめ。

IntelliJ IDEA

泣きそうになって、調べまくると、IntelliJ IDEAというのがGroovyのサポートに定評があるとのことです。それを使ってみたら、あっさりできました。


GUIアプリの準備整ったぞ!と思ったけど、次はGUIフレームワークを選ばなければならないそうです。

Swing

古い。1995年作成。使いづらい。リソースすごく多い。

JavaFX

新しい。使いやすい。リソースやや少ない。これからのオフィシャル。


やっぱり技術者は最新版に飛びつくものだよね、と思って、JavaFXをダウンロードしてみようとしたものの、私のマック(Snow Leopard)では対応していないらしいです。
いつものStack overflowを参考にインストーラーをハックして、なんとかごまかしてインストール。


これで、コーディングとは関係ない長く険しい道のりを踏み越え、やっとアプリがIDEから起動し、Hello worldが出来るようになりました。さてコーディング、とおもったものの、まだテスト方法を知らないじゃないか・・・。なんと・・・。私はRailsにTDDじゃないコーディングができない体にされているので、自動テストなしでは一行たりともコードがかけません。

Railsで自動テスト環境を整えたときは丸二日くらいかかったけど、あれをまた繰り返すのか・・・。もうこの際GUIテストはあきらめれば、なんとかなるだろう。autotest4jとかになるのかな。


autotest4jはeclipseのみ?え・・・。

ということで、続きます。